就活をするうえで何をしたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。やみくもに就活をしてしまうと、選考に落ち続けたり、入社した後に企業の業務と想像していた実際の業務にギャップ生じてしまったりなど後悔してしまうことがあるかもしれません。後悔のない就活になるよう、志望業界の絞り方のコツについて解説します。
志望業界を見極めるための自己分析の重要性
世の中にあるたくさんの業界から自分の興味のある業界を絞りこむには、自己分析が重要です。自己分析の進め方や重要性について解説します。
自己分析とは？
就活における自己分析とは、自分の特徴を理解し、整理することです。自分の経験や考え方などを振り返ることにより、やりたい仕事や業界を絞りこむ、自分の長所や短所を面接でスムーズに説明できるようにするなど就活において事前準備ができるようになるでしょう。
自己分析の重要性
自己分析を行うことで、仕事についてゆずれない価値観や軸を定めていると、効率よく、自信を持って就活を進めることができるでしょう。自己分析ができていないと、やみくもに企業の選考に応募して時間ばかりが経過してしまう、書類選考や面接で自己アピールができない、質問にスムーズに応えられないなどのデメリットがあります。
もし十分に自己分析ができてないまま働きはじめたとしても、企業の考える仕事像と自分の考える仕事像にギャップが発生してしまう可能性もあるでしょう。後悔のない就活をするため、自分にあった企業や業界を絞るには自己分析を行うことをおすすめします。
効率的な業界研究と情報収集方法とは
就活する際に効率的に行動できれば、書類選考や面談の練習にしっかりと時間をかけられます。業界研究のコツについて解説します。
診断を受けてみよう
やりたいことが定まっていない、気になる業界が多すぎて業界や企業を絞れない方は、就活サイトなどが提供している職業診断を受けてみてはいかがでしょうか。質問に答えていくと、おすすめの職業や職種、業界などを紹介してくれます。
パソコンやスマートフォンで検索すれば診断できるため、自己分析があまり進んでいない方などは診断を受け、業界を絞るための手がかりにしてみてはいかがでしょうか。
ネット、書籍、ニースなどをチェック
興味のある業界の研究をし、理解を深めるためには情報収集を行いましょう。就活情報サイト、ホームページなどである程度情報収集はできますが、リアルな情報は集まりにくいかもしれません。
よりくわしい情報を手に入れたい場合は書籍やニュースを確認する、OB,OG訪問をする、説明会に参加する、インターンに参加するなどさまざまな方法で情報収集を行い、多角的に情報を得られるようにしましょう。
情報収入を進めることで自分に向いている、向いていないという判断もできるようになります。また、業界研究に力を入れることで、業界や企業の理解が進めば、熱意ある志望理由をアピールしやすくなるでしょう。
就活エージェントを活用して業界を絞りこむ方法
就活エージェントは就活に関してアドバイスをしてくれます。自分ではなかなか業界を絞りこめないという方は就活のプロに相談してみてはいかがでしょうか。自分だけでは見えてこない就活の進め方が見えてくるかもしれません。
就活のプロに頼ってみる
自分だけではなかなか就活が進まないという方は就活のプロに相談してみるのがおすすめです。就活のアドバイスやサポートを行っている就活エージェント、学校の就活担当の相談員、キャリアアドバイザーなどに相談してみてはいかがでしょうか。
自己分析や家族、友人などの他己分析ではありふれた分析しかできず、仕事探しにはあまり役立たないかもしれません。一方、就活のプロの視点から分析してもらうことで、業界を絞る手がかりになったり、新たな視点で就活が進められたりするかもしれません。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
柔軟な考え方を持つことが必要
志望業界を絞れたと思って就活を進めたとしても、進めるうちにこの業界は自分にあわないかもしれない、ほかの業界に興味が出てきたなどといった場合は、再度自己分析や業界研究を行いましょう。業界を絞ってこだわりすぎてしまうと、選考がなかなか進まない、熱意を持って就活ができないなどスムーズに就活が進まなくなってしまう可能性もあります。
もし不安を感じたら、一度立ち止まり、自己分析や業界研究をしなおしてみる、就活エージェントなど就活のプロに相談し直してみるなどしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
世の中にはたくさんの企業があります。近年はネットから情報収集や求人に申しこみできるため、選択肢が多すぎてやみくもに求人に申しこんでしまったり、迷って申しこめなかったりすることがあるでしょう。効率的に就活を進めるためにはある程度志望業界を絞って就活をしてみてはいかがでしょうか。近年はネット上でアンケートに答えることでおすすめの職業や業界を提示してくれる診断があるため、診断を受けて自分がどんな職業や業界に向いているのか確認してみてはいかがでしょうか。また、就職エージェントやキャリアアドバイザーなど就活のプロに相談しながら、業界を絞ったり、自己アピールを考えたりするのもおすすめです。
